私とADHDは大親友

ADHD持ちの大学生の少し変わった日常についてのブログです

幸せについて考えよう

突然ですが皆さんに問いかけです。

 

もしも皆さんが「衣食住が足り、何もすることがない場合、幸せでしょうか?」

 

私がいきなり深い話をし始めたので皆さん「お前いきなりどうした、熱でもあるのか」と思ったかもしれませんがいたって元気なので大丈夫ですよ。

 

なぜこのような問いかけをしたかというとこの問いは昨日の大学の講義で私が問いかけられたものなのです。普段大学の講義はあまり真面目に聞いていない私ですが昨日のテーマに関しては日常生活とすごく関わってくるような興味深い内容だったので皆さんにもぜひ考えてもらいたいなと思い記事にしました。ただ読み進めるのではなく皆さんも考えながら読んでもらえると嬉しいです。

 

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(今回のサムネはこれにしよう。特に深い意味はない。いらすとやサンキュー)

 

では本題に入っていきますよ。ここで今回の問いを再確認しましょう。

 

もしも皆さんが「衣食住が足り、何もすることがない場合、幸せでしょうか?」

 

わかりやすい状態としては最低限暮らすための家やお金があって働いたり大学に通ったりしなくてよい状態を想像してください。その代わりにずっと家の中で過ごさなければなりません。

 

さて、皆さんはこのような状態を幸せと感じますか?それとも感じませんか?私は講義中に【人は生きているとやりがいや達成感を求めるだろうと考え、上記のような生活だとそれらを得ることができないため幸せではない】と考えました。私の意見も参考にしながら皆さんも自分の意見が何か一つでも持ってから次へと進んでくださいね。

 

では、ここからある一人の哲学者の考えを学んでいきましょう。「パスカル」という人ですね。高校の時に倫理の授業で聞いたことがある人もいるでしょう。この人です。

 

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(インターネットより写真をお借りしました)

 

パスカル<どうしたら幸せになれるのか>と考えた哲学者です。

 

ここからより詳しい内容に入っていきますよ。パスカルの有名な言葉にはこちらがあります。「人間は考える葦である」葦というのが皆さんにはあまりなじみがないかと思うのでこちらもまたインターネットより画像をお借りしました。

 

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写真を見ていただければわかります通り「葦」というものは非常に弱いものと考えられますよね。パスカルはこの葦を人間に例えました。

 

パスカルの考え方をまとめると下記のようになります。(講義のスライドより引用)

 

〇人間は肉体的には弱者

〇しかし思考する存在としての偉大さをもつ(卑小さももつ)

 

この2点を踏まえると「人間は考える葦である」という言葉の意味も何となく理解できますね。偉大さという部分は思考能力があるという人間の特長を考えれば理解は容易かと思いますが卑小さとはどのようなことなのでしょうか。

 

なぜ卑小さももつかというと人間は思考することによってマイナスなことを考えてしまうことがあるからです。皆さんもこういうことはよくありませんか。例えば忙しい時には考えないことを時間があると考えてしまい虚無感に襲われることが私は多々あります。将来への不安とかですね。

 

パスカルは人間の思考は人を不幸にする。自分の死を考えたり虚しさ感じると考えたそうです(講義で言ってました)休息があると人はこれらのマイナスなことを考えてしまいます。

 

ここで1つのキーワードが出てきます。『気晴らし』です。『気晴らし』とは…何らかの活動によって、自分の死、存在の虚しさを考えないこと(講義のスライドより引用)らしいです。

 

このキーワードすごく日常に関係がありそうだなと私は思いました。ちなみに最初の問いに対するパスカルの答えは【不幸になる。人は何もしないと自分の死、存在の虚しさを考えてしまうから】だそうです(教授曰く)これに賛成する人反対する人どちらもいるかと思いますが私はパスカルの意見に賛成です。まあ最終的にパスカル『気晴らし』は一時的なものだからダメだと言い『信仰』こそが永遠の幸福なんだと主張しますがこれ以上は宗教観が絡んでくるのでやめておきましょう…パスカルについてはここまでです(講義の内容を簡潔に述べたのみです)

 

ここからが私の考えです。私はこの『気晴らし』というものに着目して日常生活に置き換えられないかなと考えてみました。まあなんでこんなこと考えてそして記事にしているかというと私が最近ものすごく虚無感に襲われているからなんですね…鬱なんですかね?wまあこの講義のおかげで少し楽になりましたけど(笑)

 

私は最近誰かといるときは良いんですけど1人になった時にものすごく虚無感を感じてしまいます。本当に仲の良い人と一緒にいるときは普段悩んでいることとかもすべて忘れてその時間を楽しめている気がします。

 

ということは私にとっての『気晴らし』は仲の良い人達と一緒に過ごすことですね。私は札幌ラーメンの紹介記事に書いたかと思いますが生まれてから高校の卒業まで北海道に住んでいたので基本的にこちらには知り合いがいませんが所属している団体(とあるスポーツの団体です)の人たちはみんな私と仲良くしてくれるのでとても助かっています。上京してきて良かったなと感じています。1人の時間は大変辛いので家に1人でいる時も誰かしらにほぼ常に電話を掛けたり等ご迷惑をおかけしていますがこのブログを見ている普段お世話になっている方々に大変感謝しております。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

 

皆さんも虚無感に襲われたり人生辛い時もたくさんあるかと思いますがこの話を通して少し気持ちが楽になってくれたのであれば私はとても嬉しいです。みなさんも自分にとっての『気晴らし』を探してみてくださいね。